若いオスのズワイガニは脱皮したてで皮が柔らかい

若いオスのズワイガニは脱皮したてで皮が柔らかい

ズワイガニは生育地で色々な地方名で呼ばれ、石川県や富山県ではズワイガニ(雌は香箱ガニ)と呼ばれていますが、山陰地方では松葉ガニ(雌は親ガニ)、福井県では越前ガニ(雌はセイコ蟹)など呼び方が変わるのが特徴です。
この中でも越前ガニは最高級品などのようにいわれるブランドで、そのブランドの証ともいえる黄色のタグは福井県の越前海岸沖で漁獲されたことを証明するものです。
ズワイガニは底引き網漁で行われるのですが、海底を引きずる際に大小さまざまなカニが網の中に入ります。
サイズが小さなものは自然保護の目的でリリースする、メスのズワイガニは自然保護の関係から越前海岸では1月10日までの漁期で、以降は禁漁になることからも網にかかったものは丁寧に取り外して海に海に還します。
中には、水ガニと呼ぶ越前ガニが網にかかることもあるのですが、これは脱皮したてのもので12月下旬ころからの解禁です。
なお、脱皮したばかりの個体は身の入りは8割程度ですが、瑞々しさとジューシーが魅力です。

若ガニは脱皮したての若い雄のズワイガニのこと

ズワイガニは、越前ガニや松葉ガニと呼ばれたり、セコガニ・親ガニ・子持ちガニ・セイコガニ・香箱ガニ・コッペガニなどあまり聞いたことがない名前で呼ばれることがある蟹の一つです。
松葉ガニは、ズワイガニと同じくポピュラーなネーミングなので全国各地で水揚げされるイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、ズワイガニは冷たい水を好む性質があるので、日本海やオホーツク海、ベーリング海などの海域に生息するなどの特徴がありますし、地域により漁期が異なるので楽しめる時期もそれに合わせて動かないとチャンスを逃すこともあります。
若ガニは、雄のズワイガニの中でも若い個体です。
脱皮を繰り返しながら成長することになるわけですが、若ガニは脱皮したばかりの個体になるので皮がとても柔らかい、ジューシーな身を持つことからも水ガニと呼ばれることもあります。
初めて食べた人の中には松葉ガニや越前ガニと比べると甘味が強い、このように感じる人も多いようです。

ズワイガニに関する情報サイト
ズワイガニの特徴や通販の基本情報

このサイトでは地域で呼び名が変わる、ズワイガニの特徴や通販を使うときの基本情報を分かりやすく解説しています。水揚げされる場所や獲れる時期で呼び名が変わることを知っていれば、迷うことなく目的のカニを注文することができるので知っておいて損はありません。また若いオスのズワイは、脱皮したてで皮が柔らかいこともあります。脱皮したてのカニは味や食感にも影響があるので、選ぶ際には気を付ける必要があるでしょう。

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